2023/12/04 18:51

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)白埴(しろはに)の瓶(かめ)こそよけれ霧ながら朝はつめたき水くみにけり 長塚 節白い瓶なんでしょうかね・・・・・なにか瓶の上に水が引かれていて、瓶一杯に水が張ってい...

2023/12/03 15:27

今日の一首

拙歌を一首中庭の小さな池の三匹の金魚に今日も餌を与える 藤本楠庭

2023/12/02 10:00

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)洗い米かわきて白きさ莚(むしろ)にひそかに棕櫚(しゅろ)の花こぼれ居り 長塚 節洗い米が、莚の上に白く乾いている・・・・・。そこに誰知るとなく、枝から棕櫚の花がこぼ...

2023/12/01 15:06

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)物に祈りまた打消してそぞろなり子を持つ親の心といふかほがらかに人には語れ薄雲の走るが如きこの日比(ひごろ)なる ーーーみち子の入学試験ーーー 吉沢義則お子さんの入学...

2023/11/30 11:56

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)横山のくれゆく姿見つつ立てり動かばよろこびに胸はやぶれむ 吉沢義則山の暮れてゆくのを見ながら、何かを待っているんでしょうね・・・・・。良い結果に喜びの極みなのでしょ...

2023/11/29 10:49

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)成績は二時にわかるとききしその日三時は過ぎぬ四時は過ぎゆく五時をうてりベルの鳴りしと聞きて立ちぬベルの鳴りしにあらざりにけり ーーー四郎、三高入学ーーー 吉沢義則お...

2023/11/28 11:39

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)思ひ呆(ほ)け夕べの縁(えん)にゐたるときどこからかひとつ蝶の吹かれ来ぬ 筏井嘉一夕べの縁側に、一人物思いにふけっていると、どこからともなく蝶が一羽、舞い込んでくる...

2023/11/27 14:54

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)麦畠にひとつの蝶が見えて白しいつかふたつとなりて遊べる 筏井嘉一麦の畑に、一羽の白い蝶が見えていて、いつしか二羽となって、もつれるように舞っている・・・・・。微笑ま...

2023/11/26 10:54

今日の一首

拙歌を一首中庭の小さな池の三匹の金魚に餌をやれる幸せ 藤本楠庭

2023/11/25 11:49

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)こもり居の窓をあくれば蝶ひとつ檜垣(ひがき)に触れて白く過ぎつも 筏井嘉一部屋にこもっていて、気分転換にでもと思って窓を開けられたのでしょうか・・・。すると、庭の檜...

2023/11/24 15:57

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)天ざかる雲の夕映え庭にとどきてぬれたる岩のほのかにひかる 吉沢義則夕映えの雲の色が、濡れている庭の岩に届いて、ほんのり染まっている・・・羨ましい情景ですね・・・・・。

2023/11/23 21:10

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)打水は庭木の枝におちのこり夕映雲のあかきをうつす 吉沢義則打水をされた庭の木の枝にしずくが残っているのでしょうか・・・そこに夕映え雲の色が映っているという美しさが目...

2023/11/22 14:36

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)木の芽ことごと春のぬく日を吸ひたらひつつましく緑の光をかへす 吉沢義則春の木の芽の芽吹き始めたころの歌でしょうか・・・・・。木全体がほんのりと緑に染まってきている感...

2023/11/21 15:39

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)蝶ひとつゆくりなく来てわが庭の眺めの動く春さりにけり 筏井嘉一蝶が一羽、思いがけず舞いきて我が庭の、目を楽しませてくれる春になったなあ・・・・・。

2023/11/20 17:11

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)林泉(しま)樹(こ)空(ぞら)芽ぐむけはひをとよもして春まだならぬ風あらあらし 筏井嘉一林泉の木々が芽ぐむ気配を見せているのに、春先の強風が吹き荒れている・・・・・。