2023/10/30 09:09

エッセイ Science of Life(人生を科学する)

なぜ思うようにいかないんだろう? 随分悩みました。 それもそのはず、気が付いてみれば、思うようにいかなくて当たり前、といった思いをしていたのですから。 しかも、そんな無理な思いをしてい...

2024/01/28 12:30

今日の一首

拙歌を一首晴れたればいつの間にやらなっていた暖かそうな春の日差しに 藤本楠庭

2024/01/27 12:50

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)独楽(こま)投げて少年の日を遊びたる屋敷町狭し今日のわが目に 湯浅竜起どなたでも、ご経験のあることなのではないかと思われるのですが、小さいころには広く思われていた校...

2024/01/26 11:49

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)少年の日の印象を断ちがたみ今日訪ね来ぬ古き屋敷町 湯浅竜起少年の日の印象を断つ必要がおありになったからこそなんでしょうか、それとも、古き屋敷町が変貌を遂げているのを...

2024/01/25 07:17

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)利根川の冬吐く水は冷たけれどかたへはぬるし潮目揺る波 長塚 節利根川の河口の水は、冬は冷たいけれど、海の水と混ざる辺りは、比較的ぬるいのでしょうか・・・・・。

2024/01/24 13:59

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)ほこりかも吹きあげたると見るまでに沖辺は闇(くら)し磯は白波 長塚 節沖は暗く見えるほど、というのですから、お天気が悪いのでしょうか・・・・・。そして、磯には白波が...

2024/01/23 11:50

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)ゆゆしくも見ゆる霧かもさかさまに相馬が嶽ゆ揺りおろし来ぬ 長塚 節高く険しい相馬の峰から降りてきた秀麗な霧よ・・・・・。

2024/01/22 11:44

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)群山の尾ぬれに秀でし相馬嶺ゆいつ湧きいでし天つ霧かも 長塚 節尾末(おぬれ)という難しい言葉が出てまいりましたので、尾根の事かなと思いましたが、辞書によりますと、山...

2024/01/21 17:08

今日の一首

拙歌を一首日本はもっとやったら良いのでは地熱発電の研究開発 藤本楠庭

2024/01/20 16:04

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)秋といへばたとへば繫き松の葉のほそくあまねく立ちわたるめり 長塚 節秋らしいものといえば、おおかたの草木の葉は枯れてゆくということだと思えるのに、細くとも松の葉は繁...

2024/01/19 12:29

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)おしなべて木草(きぐさ)に露を置かむとぞ夜空は近く相迫り見ゆ 長塚 節草木に露を置くべく、夜空は低く迫っている・・・・・。なにか寂しさが感じられますが・・・・・。

2024/01/18 16:46

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)小夜ふけにさきて散るとふ稗草(ひえくさ)のひそやかにして秋さりぬらむ 長塚 節稗草とは、粟と稗が良く知られていると思いますが、その稗のことのようです。その花が、夜、...

2024/01/17 12:27

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)ガラス戸のそとに飼ひ置く鳥の影ガラス戸透きて畳にうつりぬ 長塚 節縁側に置いてある鳥かごでしょうか・・・・・。その鳥の影が、ガラス戸を透かして畳にうつっている・・・...

2024/01/16 19:14

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)古雛を飾りひひなの絵を掛けしその床の間に向ひて坐りぬ 長塚 節ひな祭りを迎えて、床の間の前に座り・・・何を思っておられるのでしょう・・・。

2024/01/15 11:57

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)ガラス戸の中にうち臥(ふ)す君のために草萌(も)え出(い)づる春を喜ぶ 長塚 節病にうち臥す君よ。草木の萌え出ずる春になったよ・・・・・。

2024/01/14 16:29

今日の一首

拙歌を一首よく晴れて冷え込む朝を早々と八分咲きなる白梅の花 藤本楠庭